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2016.12.05

痔の種類や原因について!遺伝で子供へうつるのか?

痔について、どんな種類があるのか、原因はどんなことが考えられるのかを掲載します。
また、痔は遺伝するのかという質問を頂くことがありますので、それについても回答したいと思います。

 

痔の種類

痔核(いぼ痔)
痔核は、肛門粘膜がうっ血して膨らみ出血や痛みを伴うようになり、進行すると肛門の外に飛び出す脱肛の状態になります。
この痔核が内側にできたものを内痔核、外側にできたものを外痔核といいます。

 

原因
以下のようなことが原因になりえます。
・便秘
・トイレでの長時間でのいきみ
・長時間同じ姿勢でいる
・妊娠や出産
・下痢
・アルコールの飲み過ぎ
・辛いものの摂り過ぎ
・冷え
・ストレス

 

 

裂肛(切れ痔)
肛門の粘膜が切れて裂けてしまった状態です。慢性化すると見張りいぼや肛門ポリープを伴うようになり、排便時の肛門痛が半日以上続くため排便が苦痛になります。

 

原因
以下のようなことが原因になりえます。
・便を無理やり出そうとする
・慢性的な下痢による炎症

 

 

痔瘻(あな痔)
大腸菌などの感染により肛門粘膜に炎症が起こり、化膿して溜まった膿が肛門周囲の皮膚を破って流れでてしまう状態です。肛門粘膜の細菌の入り口から皮膚までトンネルのように貫通する特徴があります。

 

原因
以下のようなことが原因になりえます。
・下痢
・ストレスによる免疫力の低下

 

 

遺伝でうつるのか

痔が遺伝するという医学的な根拠はありません。
しかしながら、生活環境によって痔持ちの親の子が痔になりやすくなるということはあるかもしれません。食生活やアルコール、喫煙などの生活習慣により、後天的に痔になります。
また、身体の特徴や体質が似ることで痔になりやすくなることも考えられます。
例えば、肛門が狭い、肛門周辺の血管がうっ血しやすい、肛門の内側部分の組織を支える力が弱いなどの身体の特徴により痔になりやすかったり、便秘は痔の原因の一つですが、便秘になりやすい体質ということも関係してくるかもしれません。

このように、遺伝子のレベルで痔が遺伝するという根拠はありませんが、生活習慣や身体の特徴・体質などから、親が痔で悩んでおられる場合、お子さんも痔になる可能性は十分にありえますので、気になる方はお気軽にご相談頂ければと思います。

 

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