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2016.09.09

下肢静脈瘤の術後は運動やリハビリが必要か?後遺症や合併症は?

日帰りで下肢静脈瘤の手術を行った場合に、術後のことでご心配される患者様が多くいらっしゃいます。
これまで通り生活して良いのか、食事や運動など気をつけることはないのか、後遺症が残ることはないのかなど、下肢静脈瘤の術後について詳しくご説明したいと思います。

 

下肢静脈瘤の術後

下肢静脈瘤の日帰り手術の後は、手術をした足を一日だけ弾力包帯で固定します。
(弾力包帯は翌日または翌々日に来院していただき外します。)
その後は、約1ヶ月間、寝る時以外の時間に弾性ストッキングを着用していただきます。
これらは、血管をしっかりと閉じさせるための圧迫療法です。

 

弾性ストッキングとは?

弾性ストッキングとは、足の圧迫を目的として作られた医療用のストッキングです。
下肢静脈の血液の流れを促進する働きがあります。

 

仕事はいつも通りできるのか?

激しい運動を伴う仕事でなければ手術後翌日から問題ありません。

 

運動はして大丈夫か?

サッカー、野球、テニスなどの激しい運動や長時間の正座などは術後2週間ほど控えてください。
また、ジョギングも同じく2週間ほど控えていただくことをおすすめします。
しかしながら、安静にし過ぎて全く動かないということも良くありません。
日常生活のレベルで適度な歩行など動くことをおすすめします。

 

食事や飲酒で気をつけることは?

食事については、特別食べてはいけないものはありません。
飲酒については手術後3日間ほど控えるようにしてください。アルコールの影響で痛みが強くなる場合があります。

 

血栓性静脈炎とは

下肢静脈瘤を放置すると逆流する血液が血管内で固まって炎症を起こすことがあります。これを血栓性静脈炎といいます。レーザー手術やラジオ波手術後にもまれに血栓性静脈炎が起こることもあります。
血栓性静脈炎を予防する方法は、手術後に弾性ストッキングを医師の指示通りに着用し、適度に身体を動かすことです。
日常的な歩行などで十分ですので、動くことを心がけましょう。

 

術後の後遺症や合併症は?

血管を引き抜く従来のストリッピング手術に比べ、レーザー手術やラジオ波手術では術後の神経痛や出血などの合併症はまれですが、レーザーの熱などで神経が傷つき、一時的に下腿部のしびれが発生するということがあります、下肢静脈瘤は深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)の危険因子のひとつです。エコノミークラス症候群を予防するために、とくに術後は医師の指示通りに弾性ストッキングを着用することが重要です。

 

当院がおすすめしているレーザー手術は、身体への負担が少なく、安全性も非常に高まっていますので、ご安心いただければと思います。

 

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