2021.03.17更新

まずは塩化アルミニウムの塗り薬が推奨されます。
わき汗にはそのまま塗るだけで有効ですが、手の平や足裏の場合は薬液の上から被覆材で密着させる方法が必要です。
わき汗には抗コリン剤の塗り薬も保険適応されました。
手や足に電流を流すイオントフォレーシスも保険適用の治療法です。
ボトックス注射はわき汗には保険適応ですが、手汗などには保険が適応されず、効果も一時的ですので、費用対効果は低いと思われます。
多汗症に適応がある内服薬はプロバンザインで空腹時に服用すると効果が期待できます。その他、漢方薬は体質に合わせて使用します。
以上の治療法でも十分な効果がなく、患者様の手の汗の悩みが強い場合にのみ、胸腔鏡による交感神経遮断術が選択されます。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2021.03.17更新

多汗症の症状は物心がついたころから気づくことが多く、ピアノを弾いたら鍵盤がぬれた、テレビゲームのコントローラーがぬれた、遠足やフォークダンスなどで手をつなぐのを友達から嫌がられたなど、本人にしかわからない精神的な苦痛を伴うこともあります。
中学生以上になると試験の時にテストの紙がぬれる、握手が困る、コンビニのレジなどでお金を払うときやおつりをもらうときに店員さんと直に手がふれるのが困るなど、日常生活での悩みも深刻です。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

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