2020.02.03更新

治療が必要かどうかはステージによって
いぼ痔(内痔核)には進行度に応じて4つのステージが設定されています。
簡単に説明すると以下の通りです。

Ⅰ度
出血することがあるが肛門内からいぼが出てくることはない。

Ⅱ度
排便時にいぼが肛門から出てくるが、排便後は元に戻る。

Ⅲ度
肛門から出てきたいぼを指で押し込まないと戻らない状態。

Ⅳ度
肛門から出てきたいぼを指で押しても戻らない状態。


Ⅰ度の状態であれば、生活習慣を見直すことで改善する可能性があります。座薬や軟膏などの薬を使用する場合もあります。
しかしながら、Ⅱ度以上になってしまっている場合は、硬化療法や手術などの処置を検討することになります。違和感を感じている方は状況が悪化しないように早期に診察を受けられることをお勧めします。

 

肛門にやさしい生活習慣とは
痔は生活習慣に関係があります。痔にならないように、また痔を悪化させないために生活習慣を整えましょう。
便意を我慢したり、排便時のいきみ過ぎ、ウォシュレットの使い過ぎ、トイレの長居、重いものを持つ、辛いものをよく食べるといった習慣は肛門に負担がかかります。
便秘や下痢が多い方も痔になるリスクが高いといえます。食物繊維や乳酸菌、オレイン酸、オリゴ糖など腸内環境を整えるのに効果的な栄養素を含む食品を摂取するように心がけましょう。その他、水分不足に注意したり、朝食をきちんと食べる、定期的に適度な運動をするなどの習慣も大切です。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2019.12.28更新

血液の逆流防止弁が壊れてしまったことが原因
下肢静脈の血液は、低いところから高いところへ重力に逆らって心臓に戻っていくため、血管の各所に逆流を防ぐ弁がついています。この逆流防止弁が機能しなくなってうまく閉じなくなり、血液の逆流が起こり、滞留してしまう病気です。下肢の血管が太く浮き出してしまうのが特徴的な症状です。

 

マッサージや運動で改善するか?
ご質問では、下肢静脈瘤になってしまった状態でマッサージや運動をすることで症状が改善するかということですが、いったん壊れてしまった逆流防止弁は自然に治ることはなく、血液の逆流、うっ滞は続きます。マッサージや医療用の弾性ストッキングなどを着用して、逆流しないよう圧力をかけることで症状の進行は遅くなることがありますが、根本的に改善することはないと考えられます。
将来的に下肢静脈瘤を悪化させないようにするには、外科的治療をおすすめすることになります。

 

外科的治療の方法について
外科的治療、手術ときくと、安全性は大丈夫か?術後に大きな傷が残るのではないか?高額な費用がかかるのではないか?といったご心配をされる方が多くいらっしゃいます。ご心配になるのも当然かと思います。
当院では、極細のレーザーファイバーを血管内に挿入して行う最新の治療法「血管内レーザー手術」を導入しています。これまでに6900例以上の下肢静脈瘤日帰り手術症例がありますので、安全面では問題ないとお考えいただいて宜しいかと思います。
術後の傷についても、皮膚は切開せずに、1mm以下のレーザーファイバーを血管内に挿入するだけなので残る傷といえば針穴だけです。
そして費用についても、平成23年より波長1470nmの下肢静脈瘤レーザー手術と高周波(ラジオ波)手術の保険診療が認められ、患者様の費用の負担が軽くなりました。当院では保険診療で、レーザーと高周波の2つとも手術を行っています。
その他、ご心配なこと、ご不明なことがありましたら、お気軽に当院にご連絡ください。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2019.11.04更新

今回はこちらのご質問にお答えしたいと思います。
胆石症になる原因はいくつか考えられ、肥満や過食、不規則な食生活、過剰なストレスなどの生活習慣の不調が主になります。
ご質問はストレスに関することですので、ストレスについてみてみたいと思います。

 

ストレスという言葉は、もともとは物理学の分野の言葉で、外部からかけられた圧力によって歪みが生じる状態をいいます。私たちに置き換えると外部からの圧力とは、物理的なもの(暑さ・寒さ・騒音など)、心理的なもの(人間関係など)、科学的なもの(公害・薬物・一酸化炭素など)があげられると思います。

 

これらの圧力を受けることで私たち人間は、心理面・身体面で様々な歪みを生じさせてしまいます。
心理面・・・イライラ、不安、落ち込み、活力低下など
身体面・・・肩こり、目の疲れ、食欲低下、不眠、胃痛など

 

ストレスと交感神経

 

このような心理的・身体的な変化が起きるのには、交感神経と副交感神経が関係しています。
ストレスを感じると交感神経が活発になり、脳神経は興奮し眠気はなくなり、筋肉に力が入り、呼吸は速く荒くなり、体の重要な臓器に血液を集中させるため抹消結果は縮小し手足は冷たくなります。ストレス時には唾液、消化液は少なくなり消化器の機能は抑制されます。
逆にリラックスした状態の場合は、唾液は多くなり、胃の動き、消化器の機能が活発になります。

 

今現在、ストレスを感じていると思われる方はこのような体の変化が起きている可能性がありますので、注意してご自分の体に目を向けられてみてください。
ストレス過剰の方は胆石症だけではなく、消化器関連の病気になりやすいと一般的には考えられています。


以下にストレスによる初期症状を紹介しておきます。


ストレスの初期症状

 

・肩、腰、背中が痛い、重い
・目が疲れている
・胃もたれすることが多い
・手足が冷たい
・頭が重くぼーっとすることがある
・たちくらみをよく感じる
・朝、気持ちよく起きられない
など

 

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2019.10.01更新

今回はこちらのご質問にお答えしたいと思います。
手掌多汗症は、交感神経が過剰に作用して、手のひらから多量に発汗する病気です。
お子さんでも発症する病気であり、最年少では3歳ごろから発症するとも言われています。親子や兄弟で多汗症となる家族内発生が4割ほどあります。
ご本人の生活習慣などが問題ではなく、体質が関係しているため、
「いろいろ試しても症状が改善されない」と深刻に悩まれているお子さんがたくさんいらっしゃいます。

 

学校生活の中で、手の多汗症が原因でからかわれたり、いじめの対象になって精神的に苦痛を感じ、その後の人生に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるため、気になる症状がある場合は早期に診察・治療されることをおすすめしています。

 

以下のようなことで悩まれているお子さんがいらっしゃいます。
・球技大会でボールが滑ってプレーできない
・ゲーム機が汗で濡れて友達に嫌がられる
・握手やハイタッチを求められるととっさに避けてしまう
・テスト用紙がびしょびしょになる
・好きな人と手をつなげない
・スマートフォンの反応が悪い
・体育祭で手をつなぐダンスが踊れない

 

手術は中学生以上から
当院の手掌多汗症の治療は、手のひらの汗を支配する第2~第4交感神経のうち、第4交感神経のみを遮断する低位交感神経遮断術という手術を行います。
この手術は原則として中学生以上を対象にしています。しかしながら、状態や悩みが非常に重く早期に治療をご希望される場合は小学生のお子さんでも一度ご相談ください。

 

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2019.07.02更新

今回は手汗が発生する原因の一つとして考えられている甲状腺機能亢進症について紹介したいと思います。

 

甲状腺とは
甲状腺はのどぼとけの下にあり、脳からの指示で新陳代謝を活発にする「甲状腺ホルモン」を分泌するのが主な役割です。甲状腺ホルモンの主な働きとして、脳に作用して働きを活性化する、新陳代謝で得られたエネルギーで体温を調節する、心臓や胃腸の働きを活性化する、全身の細胞の新陳代謝を促進しエネルギーを作るなどの仕事をしています。
生きていく上で欠かせないものです。

 

甲状腺機能亢進症とは
甲状腺機能亢進症とは甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、その働きが通常よりも強く出てしまう病気です。主に感じられる症状としては、脈が速くなったり、手が震えたり、汗をかきやすくなったり、イライラしたり、動悸を感じたりなどが起こります。「バセドウ病」という名前で呼ばれることが一般的ですが、自己免疫機序により発症するバセドウ病以外にも無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、機能性甲状腺炎などで甲状腺機能亢進症を呈します。

以下の項目をチェックして目安として半分以上当てはまる方は注意してみてください。
①最近は寒い日でも汗をかく
②昔より暑がりになった
③脈が速く、動悸を感じることがよくある
④些細なことでイライラして、怒りっぽくなった
⑤疲れやすくなったと感じる
⑥少し動いただけでも息切れを感じる
⑦常に空腹を感じている
⑧以前よりも排便回数が増えた気がする
⑨体重が減ってきている
⑩気持ちが落ち着かない
⑪以前よりも眼が前に出た感じがする
⑫手が細かく震えて字が書きにくい
⑬いつも手のひらが湿っている感じがする

 

甲状腺機能亢進症になる原因は?
原因は特殊なたんぱく質が甲状腺を刺激することで、通常よりも甲状腺ホルモンを過剰に分泌してしまい、血液中の甲状腺ホルモン値が高くなってしまうためです。この特殊なたんぱく質が発生する原因は未だはっきりと解明されていません。


手汗が発生する原因は様々なものが考えられますので、まずはお気軽にご相談ください。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2019.06.29更新

 当院は九州,福岡県福岡市にあります.玄界灘を臨む福岡市は新鮮な海の幸と辛子明太子やとんこつラーメンなど豊富な食材と美味しい料理が揃う地です.近年は東アジアの玄関口として国際交流も盛んになりました.当院は日帰り手術に専門特化した6床の有床診療所として2007年10月に福岡市に開院しました.日帰り手術は1970年代に米国で始まり,日本では1990年代後半から少しずつ普及しています.当院が開業した時期には日帰り手術センターを併設する病院や日帰り手術専門診療所が全国に10か所ほどありました.日帰り手術は外来で行う簡単な手術ではなく,鼠径ヘルニア,胆石症,下肢静脈瘤など,数日間から1週間ほど入院を要していた比較的大きな外科手術を日帰りで行うことを意味します.日帰り手術による患者のメリットは,入院の煩わしさがない,入院中の仕事や家族の世話などを心配しないで済む,入院費用がない分だけ支払いが少ないなど,数え上げたら限がありません.病院のメリットは,入院ベッドを有効に活用でき,患者が口コミなどで多く集まることです.さらに保険者のメリットは,入院医療費の削減効果です.「三方一両損」という大岡越前守の名裁きがありますが,日帰り手術は患者,病院,保険者にメリットを生む「三方一両得」です.価値(value)=質(quality)÷価格(cost)という経済理論に基づき,当院では入院手術と同等の高い質の医療を入院費用のない低価格で提供し日帰り手術の価値を高めることを目標にしています.
 2007年10月から2019年5月までに施行した日帰り手術は20781例で,内訳は下肢静脈瘤6677例,手掌多汗症5161例,痔疾患5130例,鼠径ヘルニア3398例,胆嚢結石症309例,その他106例でした.木曜日を除く平日と毎週土・隔週日曜日も診療し,原則として午前中に6例の日帰り手術を行っています.夕方までに退院し,遠方からの来院患者は近くのホテルに滞在します.下肢静脈瘤の血管内レーザー焼灼術を九州で最も早くから導入し,2011年にレーザー手術が保険収載され症例数が急増しました.痔疾患は特に若い女性に他人に知られず手術が受けられると好評です.手掌多汗症は胸腔鏡下交感神経遮断術を専門に行う医療機関が少ないため全国から患者が来院します.鼠径ヘルニアのKugel手術は本邦で最も多い症例数を誇ります.胆嚢結石症の日帰り手術は炎症が軽度で健康な症例に限定しています.
 2017年4月に福岡で多汗症を主テーマとする第12回国際交感神経外科シンポジウム(The 12th International Symposium on Sympathetic Surgery)を開催しました.学会活動や論文執筆などにも力を注ぎ,日進月歩の外科治療を幅広く修得し,日帰り手術の普及と発展に努力する所存です.

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2018.09.30更新

今回は深部静脈血栓症について紹介したいと思います。この病気はエコノミークラス症候群という名前でも知られています。どのような病気でどのような関係があるのかをみていきます。

 

深部静脈血栓症とは

足の深部静脈に血の塊(血栓)ができて詰まってしまう病気のことです。
血栓が足から心臓や肺に流れ込んでしまうと、肺動脈に血栓が詰まって肺血栓塞栓症を起こし、呼吸困難やショック状態になるなど命に関わる事態につながるものです。

 

症状は?

深部静脈に血栓が詰まると足から心臓に向かう血液の流れが悪くなり、足にむくみが現れます。歩くときに痛みを感じることもあります。血栓が肺の血管をつめると呼吸困難からショック状態になります。

 

原因は?

深部静脈血栓症の原因には以下の要素が関わっています。

 

・静脈の内壁の損傷
静脈は、手術・怪我・注射・炎症などのきっかけで傷つくことがあります。その場所で血栓が形成されやすくなります。

 

・血液が固まりやすい状態
血液が凝固してしまう特定の病気や一部の薬の副作用、喫煙、脱水症状などが原因となり、血液が固まりやすい状態にあると発症しやすくなります。ホルモン薬(ピルなど)は血液が固まりやすくなり、要注意です。

 

・血流の速さの低下
寝たきりの方や何かしらの理由で足が動かせない方など、ふくらはぎの筋肉を使用できない場合には、血流が遅くなります。飛行機や車で長時間同じ姿勢で座っていると足の血液の流れが悪くなり、深部静脈血栓症の原因となります。

 

下肢静脈瘤との関係は?

下肢静脈瘤があればすぐに深部静脈血栓症を発症するような明確な相関関係があるというわけではありません。しかし下肢静脈瘤は深部静脈血栓症の危険因子のひとつです。下肢静脈瘤は自然には治癒しませんので、気になる方はまずは専門医の受診をお勧めします。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2018.09.24更新

今回は軽度の下肢静脈瘤の場合に、症状の進行を遅らせる運動療法について紹介したいと思います。あくまでも進行を遅らせるもので下肢静脈瘤を治すものではありませんが、知っておくと参考になるかと思います。

 

■下肢静脈瘤と運動の関係

下肢静脈瘤は足の血管(静脈)の病気です。本来の足の静脈の役割は心臓から足に送られて使い終わった汚れた血液を心臓に戻すことです。しかし、静脈の途中にある逆流を防ぐ弁が壊れてしまうことで戻れない血液が溜まり膨れてしまうことで発症します。ふくらはぎの筋肉は第2の心臓と呼ばれています。ふくらはぎの筋肉が収縮することで、足の静脈の血液を送り出すポンプの役割があります。
したがって適度な運動が大事です。

 

■軽症とはどのような症状

一般的にどのような状態を軽症と言うかというと、以下のような網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤が主なものと考えられます。

 

 

■どのような運動が効果的か

下肢静脈瘤の進行を遅らせるのにどのような運動が効果的かについてです。
主にふくらはぎの筋肉を使うイメージで運動をされるとよろしいかと思います。

 

・毎日20分〜30分程度の早歩き
大きく腕を振って歩くようにしましょう。

 

・休憩時には足を少し高くする
椅子に足をのせて休むなど、静脈の血液が溜まらないようにするイメージです。

 

・長時間、同じ姿勢で立ち続けないように足踏みをしたり爪先立ちをする
長時間の立ち仕事などは下肢静脈瘤にはとても良くありません。定期的に休憩を取ることが必要です。また仕事中も足踏みをしたり爪先立ちをして足の筋肉を動かすことを意識してください。

 

・足を小刻みに揺らす(貧乏ゆすり)
足の筋肉を少しでも動かすために、ジッと座っているよりも小刻みに足を動かした方が効果的です。

 

■きちんと治すためには

上記で紹介した方法は、冒頭でも述べた通り進行を遅らせるための方法です。
きちんと完治させるためには、手術などの治療が必要になりますので、早めにご相談ください。

 

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2018.09.03更新

今回は胆嚢炎について紹介したいと思います。胆嚢炎がどんな病気か、なぜ発症するのか、どんな症状が出るのか、など基本的なことをご説明したいと思います。

 

■胆嚢炎とは

胆嚢炎は言葉の通り胆嚢に炎症が起きる病気です。
胆嚢から出る胆汁を運ぶための胆嚢管に結石が詰まることによって、胆嚢内に胆汁が溜まってしまいます。これに細菌感染が加わって炎症がおきます。
胆嚢炎は「急性胆嚢炎」と「慢性胆嚢炎」の2種類に大別されます。

 

■急性胆嚢炎

急性胆嚢炎は突然発症します。一般的には6時間以上の継続した腹痛(右上腹部)や発熱、悪心、嘔吐などの症状があらわれます。場合によっては12時間以上痛みが継続することもあります。痛みは右肩甲骨の下部や背中に広がっていくことがあります。急性胆嚢炎になるほとんどの人に胆石の存在が確認できます。

稀にですが、胆石がない状態で急性胆嚢炎を発症する場合があります。これを無石胆嚢炎といいます。これは、長期の絶食、胆管閉塞、糖尿病、動脈硬化症、膠原病、肝動脈塞栓術(TAE)後の胆嚢虚血などが原因となって発症するものです。炎症は重度である場合が多く、非常に容態が悪い患者さんに起こる傾向があることが報告されています。早期の治療が必要になります。
また、ウイルス感染などが原因となり幼児が発症する場合も稀にあるといわれています。

 

■慢性胆嚢炎

慢性胆嚢炎は、長期間にわたって胆嚢の炎症が継続する病気です。過去に急性胆嚢炎を発症した方や胆石を保有している人がなります。胆石が周期的に胆嚢管を塞ぐので、繰り返し痛みが発生します。右季肋部痛、上腹部不快感、鈍痛、腹部膨満感など、いずれも軽度で、圧痛も軽度です。痛みは長引くことはありませんが、治療しないと繰り返します。

 

■予防方法

胆嚢炎を予防するには、胆石を予防することが重要といえます。
胆石は乱れた生活習慣(脂肪の取りすぎ・アルコールの飲みすぎ・過剰なストレス・睡眠不足・運動不足)が原因となっていることが多いですので、日々の生活を見直すことが一番すぐに始められて効果が高い予防方法だと思います。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2018.08.28更新

今回は胆石の種類についてご紹介したいと思います。胆石や成分によっていくつかの種類に分かれ、形状や色が異なってきます。参考にされてください。

 

胆石の種類

<コレステロール胆石>
1)総コレステロール石
成分は100%がコレステロールでできています。白〜淡黄色をしていて、胆嚢内に1個できることが多い胆石です。

 

2)混成石
コレステロールとビリルビンが混ざり合った胆石です。

 

3)混合石
100%ではないですが、ほぼコレステロールでできた胆石です。淡褐色〜褐色の色をしています。

 

<色素胆石>
1)黒色石
ビリルビン、カルシウム、リン酸、炭酸などが成分となる胆石です。暗褐色〜黒色をしているのが特徴です。砂状、金平糖状、時に球形、十数個存在することが多いです。

 

2)ビリルビンカルシウム石
ビリルビンや脂肪酸が主成分となる胆石です。銅やマンガンなどとも結合しています。褐色〜暗褐色をしています。


<まれな胆石>
1)炭酸カルシウム石
主に炭酸カルシウムを成分とした胆石です。白色〜淡褐色をしています。

 

2)脂肪酸カルシウム石
パルミチン酸が主成分の胆石です。白色〜淡褐色をしています。

 

3)他の混合石
コレステロール及び無機成分を主な成分になります。

 

4)その他の胆石
上記に属さないものになります。

 

これらの胆石の種類によって、できる原因が異なるものがあります。
コレステロール結石は名前の通り、コレステロールが原因となる結石です。高エネルギー、高コレステロールの食事を続けていると、胆汁の中のコレステロールの量が増加し、溶け残ったコレステロールが結晶化して石になります。

 

また、逆に日々の食事の栄養価が低すぎても胆石ができます。
低栄養や低タンパク質の状態が続くとビリルビンがカルシウムと結合しやすい物質へと化学変化を起こし「ビリルビンカルシウム」という結晶を作ります。

 

できるだけ偏りのない食生活を送ることが胆石予防の第一歩かと考えます。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

前へ
  • まずはご相談を
  • 日帰り手術とはどんなもの?
  • 日帰り手術の流れについて
  • 日帰り手術のよくある質問
  • アクセス情報
  • 診療カレンダー
  • 手掌多汗症 日帰り手術専門サイト
  • 下肢静脈瘤 日帰り手術専門サイト
  • 院長ブログ