2017.06.01更新

これまで胆石症という病気の原因や症状、胆石のできる仕組み、胆石症の手術方法、胆嚢がんや胆嚢ポリープのことなどをみてきましたが、今回は胆石が原因で起きる急性膵炎について書いてみたいと思います。

 

 

急性膵炎とは

急性膵炎とは、膵臓からでた消化酵素によって膵臓やその他の臓器が消化されてしまう病気で、急激に膵臓に炎症が起こります。症状としては上腹部に激しい痛みを感じることが多いようです。
炎症を起こしている膵臓からは、他の臓器に悪影響を及ぼす様々な物質が排出され、血液中に流れ込み全身へ広がってしまいます。そのため、心臓・肺・肝臓など他の臓器にもダメージが及び、重症の場合は命を落とす危険性もあるものです。

急性膵炎は男性に多い病気です。(女性の2倍)
発症時の平均年齢は男性が50代、女性が70代となっていて、高齢になるほど死亡率が増加する病気です。

急性膵炎になる主な原因はアルコールの過剰摂取です。これは「アルコール性急性膵炎」と呼ばれていて、原因の約40%〜50%を占めると言われています。
そして、その次に多い原因が「胆石」なのです。女性はアルコールよりも胆石が原因の方が多いとも言われています。これを「胆石性急性膵炎」と呼んでいます。

 

 

胆石性急性膵炎とは

胆のうや胆管にできた胆石がどのように急性膵炎を引き起こすかははっきりとは分かっていませんが、
胆管の結石が胆汁と膵液の出口である十二指腸乳頭にはまったり、引っかかったりすることで膵臓の炎症が起きると一般的には考えられています。

症状しては、アルコール性急性膵炎などと同様に、上腹部の激しい痛みや背中の痛みなどが伴います。その他にも吐き気、食欲不振、発熱などを伴うこともあります。

 

 

検査方法は

胆石性急性膵炎の検査方法はいくつかありますので、一部を紹介します。

 

●血液検査
肝機能に障害が出ている可能性がありますので、それに該当する数値の値で判断できます。

 

●CT検査
急性膵炎の診断に役立ちます。原因が胆石かどうかを判断することは難しい場合があります。

 

 

胆石性急性膵炎を予防するには

胆石性急性膵炎を予防するためには、原因となる胆石ができないようにすることが大切です。
胆石ができる主な原因はコレステロールの過剰摂取になりますので、食事の管理が重要になるということです。
規則正しい生活習慣と健康的な食事内容を心がけましょう。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

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