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 おだクリニック日帰り手術外科 http://www.oda-clinic.com/index_mobile.html TEL:0925347507


おだクリニック日帰り手術外科

専門医による胆石症,胆嚢ポリープの日帰り手術

 おだクリニック日帰り手術外科(外科,胃腸科,肛門科,呼吸器外科,血管外科)では胆石症,胆嚢ポリープの日帰り手術を専門に行っています.入院の煩わしさがありませんので,休みが取れない多忙なビジネスマンやOL,自営業の方だけでなく,小さなお子様を抱えた主婦や高齢者の方々など,福岡県外の患者様にも全国から多く利用していただいています.当院は日帰り手術,低侵襲手術に関する専門的な論文発表や学会発表を国内外で多数行い,TV・新聞・雑誌などにも紹介されました.

 2007年10月開院,現在までの日帰り手術症例数11577例(2014年7月31日現在)

当院の診察,手術はすべて予約制です.
お問い合わせ,予約電話:092-534-7507 


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体に優しい腹腔鏡下胆嚢摘出術

検診などで胆石,胆嚢ポリープを指摘されても,これまで忙しくて放置されてきた方に朗報です.

胆石症,胆嚢ポリープは日帰り手術が可能です.

 おだクリニックでは,胆石症,胆嚢ポリープの手術を午前中に行い,当日夕方までに退院することを可能にしました.もちろん手術の日だけ一晩だけ入院したり,術前・術後に数日間入院することも選択できます.日帰り手術は術者の豊富な手術経験と実績から実現しました.

 
これまでに,おだ院長はわが国の内視鏡外科学専門医の一人として,胆石症の日帰り手術について,数多くの論文と学会発表を行っています.

 術後は2〜3時間で歩行を開始し,術後4〜6時間で退院できます.軽い食事は当日の夕食から可能です.手術翌日は普段とほぼ変わりない日常生活が可能です.通常は手術から3〜4日後に職場復帰が可能です(術後経過には個人差があります).


 当院での胆石症,胆嚢ポリ−プの手術費用は健康保険3割負担患者様で約10万円です(通常の入院治療に比べ入院費用の分だけ安くなります).



 内視鏡手術の出現は,現代外科学に大きなインパクトを与えました.その代表格が腹腔鏡下胆嚢摘出術です.以前は胆石症,胆嚢ポリープの手術でも,消化器がんの手術と同様に,上腹部を10cm以上切開しなければなりませんでした.しかし,現在は,わずか3mmから10mmの小さな切開を4ヶ所に行うだけで胆嚢を摘出できます.腹腔鏡下胆嚢摘出術は,美容的に優れているだけでなく,術後の痛みが少ないため,日帰り手術が可能となりました.

当院では10mmのカメラを用いて,平均30分で胆嚢摘出術を完了します.
 執刀は日本内視鏡外科学会の評議員,技術認定医のおだ院長がすべての症例で行います.





(独,Karl Storz社製)

 きずは特殊な生体用接着剤(血液製剤ではないので肝炎などの心配はありません)または外科用テープで固定しますので,術後の消毒や抜糸がありません.手術翌日からシャワー,翌々日から入浴可能です.数ミリのキズですので,キズ跡も約半年〜1年でほとんど目立たなくなります.
 おだ院長は,九州大学第一外科教室に在籍中,胆石症の成因と治療について研究してまいりました.それ以来,胆石症はおだ院長のライフワークです


健康保険適応ですから実際の患者様負担金額はこの3割となります.
(おだ院長が佐田厚生会佐田病院勤務時代に発表したデータです.)


【胆石症とは】
(おだ院長が10年前に一般向けに発表した原稿をもとに編集したものです.)

1.はじめに
 食生活の欧米化とともに,胆石症とくにコレステロール系結石の胆石症は増加の傾向にあります.以前より7F,即ち,美しく (Fair),肥えて (Fertile),脂肪が多く (Fat),ぽちゃっとして (Flabby),お腹が大きい (Flatulent),40歳前後 (Forty) の女性 (Female) に多い,といわれています.年齢ととともに胆石保有者の割合は増加し,高齢者の約10人に1人の割で胆石を保有しています.最近では人間ドック,外来などの腹部超音波検査により,無症状胆石が数多く発見されるようになりました.

新しい外科治療法として,腹腔鏡下胆嚢摘出術が1987年にフランスのPhillip Mouretにより初めて行われて以来,わが国でも1990年頃より急速に普及しました.腹腔鏡下胆嚢摘出術は,胆石症に対して根治的な治療法であること,美容的に優れ術後疼痛が少ないことなどから,従来の開腹手術に代わり現在最も優れた治療法です.ここでは,胆石症の成因,種類,症状,合併症,さらにはどういう場合に手術が必要かについてわかりやすく解説し,最後に,最先端の治療の現状を述べたいと思います.

2.胆石症の成因と種類
 胆石は,コレステロ−ルを主成分とするコレステロ−ル系結石,胆汁色素であるビリルビンを主成分とするビリルビン結石,黒色石に大別されます.欧米諸国では,以前からコレステロール系結石が多く,わが国でも食生活の欧米化とともに次第にコレステロール系結石が多くなり,3/4以上を占めるようになりました.
 コレステロールは全く水に溶けないため,肝臓から分泌されたコレステロールは,胆汁中の胆汁酸・燐脂質に溶存され,正常状態では安全に腸管に排泄されます.しかしながら,コレステロールと胆汁酸・燐脂質のバランスがくずれると,コレステロールが胆汁に析出し,胆嚢内に結石を生じるようになります.結石の大きさは,1〜2ミリの砂様なものから,ゴルフボ−ルより大きいものまであります.胆石の数も1個から数百個まで様々です.

              


 胆汁は肝臓から常時分泌され,総胆管を通り大部分は胆嚢内に一旦貯留されます.食事,特に脂肪,タンパク質を摂取すると,胆嚢は収縮し,胆汁を一気に十二指腸へ放出します.胆嚢は脂質の消化吸収に重要な役割を演じる胆汁を流し出すダムの役割をなしています.


                


 胆嚢内に結石が生じると,胆嚢壁は常に刺激され胆嚢炎がおきます.慢性的刺激が加えられ続けた胆嚢は,胆汁の貯留,放出という正常機能を失い,ヘドロがたまったダムと化します.

3.胆石症の症状
 胆石保有者の約2/3は無症状 に経過しますが,そのうち1/3〜1/2は遅かれ早かれ症状を呈してきます.古典的な胆石症の三大主徴は,上腹部痛、発熱、黄疸ですが,現在では三主徴をすべて備えるものはむしろ少なくなっています.
 胆石が胆嚢管という細い管につまると,七転八倒するような激痛発作を呈する急性胆嚢炎を起こします.たとえば,よくあるケ−スでは,フランス料理,天ぷら料理など油っこい夕食を食べた夜,上腹部不快感で目覚め,次第に右肩,右背部へ放散する激痛に変じ,嘔気、嘔吐や時として悪寒,発熱を伴い,救急車で病院に搬送されるというものです.さらに,総胆管に胆石がつまったり,胆嚢の高度の炎症により総胆管が圧迫されると黄疸が出現します.しかし,多くの例は,上腹部不快感,右肩こり,右背部鈍痛など非典型的な症状のみで,時に胃炎,胃・十二指腸潰瘍などの上部消化管疾患や狭心性などの心疾患と誤診されることもあります.したがって,非典型的な症状がある場合は,腹部超音波検査など検査を受けることが大切です.

4.胆石症の合併症
 胆石症に合併する疾患としては,まず膵炎があげられます.急性膵炎の約5割,慢性膵炎の約2割が胆石症が原因となっており,胆石症の手術により慢性膵炎が軽快します.また,慢性的刺激が加えられ続けた胆嚢胆石症と胆嚢癌発生との因果関係はよく知られており,胆嚢癌の胆石合併率は極めて高く約80%とされています.一方,胆石症から胆嚢癌合併率をみると数%ですが,加齢によりその合併率は増加します.高齢者では有症状胆石症患者の10%前後に胆嚢癌が合併するといわれています.

5.胆石症の治療
 胆石溶解剤 (ウルソデオキシコ−ル酸など)の経口的投与により胆石の縮小ないしは消失が報告されていますが,この方法は未だ未解決の点も多く,長期間の投与を必要とし,投与中止後胆石再発をみることもあります.
 尿管結石で繁用されている体外衝撃波結石破砕療法(ESWL)も胆石に応用できますが,衝撃波で胆石を完全に破砕するのに回数がかかり,時に破砕された結石が細い胆嚢管につまり急性胆嚢炎を誘発することもあります.また,胆嚢が残るため根治的治療とはならず,再発予防のための胆石溶解剤を長期間併用する必要があります.
 現在では外科的療法の安全性の向上に伴い,胆石症の治療すなわち腹腔鏡下胆嚢摘出術といった考え方が定着しました.胆石のみを取り出して胆嚢を残してしまうと再び胆石が生じたり,将来胆嚢癌を発生する母地になりうることから,必ず胆嚢も摘出します.胆嚢そのものは,生命維持には重要な役割をもたず,さらに胆石症の患者は慢性胆嚢炎併存のためその胆嚢は既に正常機能を有しないことから,胆嚢摘出術後にもなんら障害を残しません.腹腔鏡下胆嚢摘出術については,次の章で詳しく述べます.
 「私には胆石があるのですが,手術しなければならないでしょうか」とよく尋ねられます.我々は以下の様な方々に手術が必要と考えています.
 ・中程度以上の急性胆嚢炎を繰り返す場合:早期の手術の絶対適応です.胆石がつまって緊急内視鏡的処置を要する緊急事態となったり,あまり放置すると腹膜炎など重症化し,より大きな手術が必要となります.
 ・胆嚢癌の併存を否定できない場合:悪性疾患の早期発見,早期治療は言うまでもありません.特に胆嚢癌では進行度でその予後が全く異なってきます.したがって,早期発見のためには,全く無症状の胆石でも手術を受けないとすれば,少なくとも定期的な検査だけは必要です.外来で簡単に受けられる腹部超音波検査は胆嚢癌の早期診断に最も有用な検査法です.腹部超音波検査で胆嚢壁肥厚やポリ−プ状隆起など胆嚢の形状に異常がみられた場合は,特に注意が必要です.また,胆嚢造影検査で胆嚢が造影されない場合も胆嚢癌合併が疑われます.
 ・糖尿病を合併する場合:一般的に感染に対する抵抗力が弱いため,胆石症も重症化することがあり,無症状のうちの手術が望ましいと考えています.
 ・肝硬変を合併する場合:胆石症の発生頻度は非肝硬変患者の約2倍と多く,肝機能の程度により種々の合併症を生じてきます.麻酔や術後管理の進歩により,積極的に手術することが多くなりました.
 ・不定愁訴,すなわち右肩こりや右背部鈍痛,油っこい食事の後の腹部不快感がある場合:手術によりこれらの症状が全快する人があります.もちろん,胆石以外の原因でこれらの症状を呈している場合もありますが,何年も続いた原因不明の右肩こりが,胆石があると判明後,手術にて症状が全く消失したケ−スを多数経験しています.
 全く無症状の胆石症でも,気づかれずに慢性胆嚢炎が進み,突然急性胆嚢炎や膵炎をおこすことがあります.重症化すると,腹腔鏡下手術が難しくなり,開腹手術への移行を余儀なくされることもあります.したがって,軽い症状のうちに腹腔鏡下手術を受けられることをお勧めします.

6.胆石症の手術
 現在の最先端の治療方法である腹腔鏡下胆嚢摘出術は,テレビ画面に映し出された腹腔鏡画面を見ながら鉗子操作により胆石とともに胆嚢を摘出する術式です.従来の開腹手術と違って,上腹部に腹腔鏡および鉗子を挿入するための3〜10ミリの小孔を4ケ所開けるだけですら,傷跡はほとんど目立たず,術後疼痛も少ないといった利点があります.欧米では日帰り手術や術後2〜3日で退院することが多いようですが,わが国では10日前後の入院が一般的です.もちろん,退院後の早期の社会復帰も可能です.腹腔鏡下胆嚢摘出術が普及し始めた頃は,炎症が強い胆石症や,腹部手術の既往があり癒着が予想される場合などは,従来の開腹手術が選択されていました.しかし,現在ではよほどの事がない限り、腹腔鏡下胆嚢摘出術を第一選択としています.

7.おわりに
 腹腔鏡下胆嚢摘出術の普及により,胆石症に対する考え方,治療指針が従来のものから大きく変化しました.技術の向上に伴い,無症状胆石に対しても早期の外科的治療が推奨されています.


【胆嚢ポリープとは】
 胆嚢ポリープのほとんどはコレステロールを主成分とする良性のコレステロールポリープです.大きさは5mm程度で,数個あることが特徴です.痛みを伴うことはまれですが,ポリープが粘膜から剥げ落ち,結石と同様に激しい痛みを誘発することもあります.小さなポリープであれば通常は経過観察としますが,大きさが7mm以上でポリープの付け根が太いものなどでは悪性(胆嚢癌)の可能性があり,外科治療の適応です.腹部超音波検査や腹部CT検査で,悪性の可能性が少しでも疑われた場合は,速やかに腹腔鏡下胆嚢摘出術または悪性の可能性が高い場合には開腹手術を行い,病理検査で確定診断を得ることがきわめて重要です.



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