2018.04.24更新

Q,春は汗をかきやすい時期と聞きますがなぜですか?

春は汗をかきやすい時期と言われています。考えられる理由はいくつかあります。



・気温差が大きい

春は急に暑くなったり寒くなったりと気温差が大きくなりやすい時期です。
衣服での体温調節がうまくいかないと汗をかきます。

・生活環境が変化する方が多い

春は入学、入社など生活環境が変わりやすい時期です。
寒暖差だけではなく、精神的な面(ストレス)の変化でも人は汗をかきます。

・冬に汗腺の機能が低下している
冬は汗をあまりかかないため、汗腺の機能が低下しています。
汗をかくと臭いが強い汗が出ることがあります。


 

Q,体臭のおもな原因はなんですか?

汗腺には種類があり、全身にあるエクリン腺からでる汗は基本的には無臭です。
それに対し、脇の下などにあるアポクリン腺からでる汗は皮膚に付着している雑菌と合わさり酸化・分解されることで臭いを発するようになります。これが体臭です。

 

Q,日常生活で出来る体臭予防はありますか?

・定期的に運動をして汗腺の働きを低下させないこと
汗腺の機能が低下しているとサラサラではない汗が生じることがあります。
・食生活を見直す
体を酸化させたり腸内環境を悪化させるようなジャンクフードなどの食べ物は避けることが望ましいです。
・定期的にシャワーを浴びる
朝シャワーを浴びることで、睡眠中に発生した体臭の原因を洗い落とすことができます。

 

Q,制汗剤やデオドラント剤は有効ですか?

制汗剤やデオドラント剤は汗を抑えたり雑菌の繁殖を防いだりする効果があります。
しかしながら、汗腺に蓋をして防ぐという仕組みが基本ですので、皮膚にとって良いものとは言えません。

 

Q,もしかして私って体臭強いかも!?セルフ体臭チェック方法は?

・耳垢が湿っている
その場合は、先に紹介したアポクリン腺が多い傾向にありますので、体臭がある可能性があります。

・脇毛が濃い
太い脇毛の周囲にアポクリン腺が多く存在します。

・衣類に黄色いシミがつく
エクリン腺からの汗は一般的には無色・無臭ですが、アポクリン腺からの汗はアンモニアなどの成分が含まれるため衣類にシミがつきます。

・入浴後に衣類を嗅いでみる
入浴で臭いの感覚をリセットした後に、脱いだ衣類の臭いを嗅いでみるのも参考になるかもしれません。

 

他にも汗・体臭に関して教えてください。

人間の汗には2種類あります。暑い時や運動した時にでる全身の汗を温熱性発汗といいます。一方、人前で緊張して顔から汗が流れたり、手をつなごうとすると手のひらからポタポタ汗がしたたり落ちる汗を精神性発汗といいます。精神性発汗は交感神経が関与しています。交感神経が過剰に作用し、手のひらから過剰な汗がでる疾患が手掌多汗症です。わきや足裏の過剰発汗も伴います。睡眠中は交感神経が休んでいますので、朝起きた瞬間だけは手のひらはサラサラしています。当院では手汗で悩んでいる患者様に、過剰に働いている交感神経を遮断する胸腔鏡下胸部交感神経遮断を実施しています。キズはわずか3ミリで,手術時間は両手あわせて10分以内です。手汗で悩んでいる方はまずは当院までご相談ください。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2018.04.20更新

■痔の時や手術後の座り方のコツについて

痔の治療法には、薬などで対処する保存的治療と手術を行う外科的治療があります。
手術は、排便毎に脱肛し指で戻している、歩行時にも脱肛してしまう、脱肛したまま元に戻らない、出血量が多く貧血にまで至るなどと重症な痔核に対して行われます。
しかし手術といっても昔とは異なって、日帰りで行えるうえに、さらに手術時間も15~30分程度と短時間で終了しますので、患者さんの苦痛は最小限で済むかと思われます。
術後の後遺症となる痛みもないため、普通に歩行も可能ですし座位をとることもできます。

 

座る際の注意点としては、長時間の圧迫を避けることが大切です。
手術の当日は激しい運動はもちろんのこと、歩き回るのもよくありませんし、立ちっぱなしも患部がうっ血しやすくなるのでよくありません。
座る動作に抵抗があれば、円座クッションなどを使用するのも良いかと思われます。手術翌日以降からもお仕事から離れられないという場合には、デスクワークでは座っている時間を20分以内に留めて、仕事の合間に立ち上がって患部の除圧を行うことが良いでしょう。
長時間の車の運転も患部の血流が悪くなり悪影響が考えられます。特にバイクや自転車は大きな負担となりますので、できるだけ避けるか、座位の姿勢からこまめに立ち上がるようにしましょう。

 

■妊婦が痔の場合に座り方で気をつけることは?

妊娠中に痔核の痛みや出血の経験があるという方は多く、また出産時のいきみによって痔核の症状が悪化するといったケースもよく聞かれます。
妊娠すると、女性ホルモンの影響で体の血流が悪くなります。骨盤内や下肢に血液が留まることが多くなるため、肛門部にうっ血が生じやすく痔核となります。
また、妊娠初期にはつわりがひどくなるため、妊娠後期ではお腹が重くなってくることから、運動不足にもなりますし、腸の蠕動運動の低下も手伝って、痔核の要因が増えてきます。
妊婦さんの中でお仕事をされながら出産を控える方がいらっしゃると思いますが、デスクワークの方は特に注意が必要です。
座りっぱなしは痔核を悪化させてしまうため、こまめに姿勢を変えて肛門部の除圧を図る、ストレッチなどを取り入れて血行の悪化を防ぐなどの工夫が必要です。
また最近では臀部に優しいクッション類も増えてきていますので、ドーナツ型クッションや、低反発素材ビーズ素材のクッションなどを使用していくことも痔の対策となるでしょう。

 

■痔にならないよう普段から気をつけるべき座り方は?

痔核は肛門周囲のうっ血から始まるものですので、肛門周囲に圧力をかけないことが重要です。
立ちっぱなしは重力に伴って臀部や下肢に血液が溜まりやすくなります。
座りっぱなしはうっ血になり、それに対し下からの圧力が加わってと二重のリスクになりますから、一定間隔で体を動かしたり、座位から立位になったりと長時間の同一姿勢を避けるようにしましょう。

 

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

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