2017.08.30更新

みなさん、こんにちは。
今回は下肢静脈瘤と罹患する年齢の関係についてみていきたいと思います。
もともと下肢静脈瘤は性別でいうと女性がかかりやすい傾向がある疾患ですが、年齢でみるとどのような傾向があるのでしょうか?

 

女性がかかりやすい理由

下肢静脈瘤は女性がかかりやすいと言いましたが、そもそもそれはなぜでしょうか?
一般的には以下のような理由が考えられています。

 

・妊娠、出産の影響
妊娠によって分泌量が増える「プロゲステロン」という物質の影響で血管が硬くなり、同時に弁の働きが鈍くなります。また、子宮が大きくなることで周辺の血管が圧迫され、下半身の静脈が滞って血液が心臓に戻りにくくなります。

 

・ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが崩れることで、血管が浮き出る原因になることがあります。女性ホルモンには血管を拡張したり、血液を固める働きがありますので、それが不調になると下肢静脈瘤の原因になりえます。

 

・男性に比べ筋力が弱く筋ポンプ作用が働きにくい
筋ポンプ作用とは、筋肉の収縮により筋肉周辺の静脈が圧迫され、決められた方向(心臓の方向)へ静脈を押し流す作用のことです。

 

年齢との関係

歳を重ねて高齢になればなるほど下肢静脈瘤にかかりやすくなるのでしょうか?
老化すると血管も衰えるため全身の血行が悪くなっていきます。それに伴って足の血管にある弁の働きも悪くなるため下肢静脈瘤になりやすくなると言えます。

 

統計データでは40歳以上の女性に多くみられ年齢の上昇とともに増加していきます。
15歳〜29歳・・・13%
30歳〜49歳・・・55%
50歳〜69歳・・・61%
70歳以上・・・75%
とみられていて、患者数は1000万人以上とされています。

 

これをみると全く珍しい病気ではなく、誰しもがかかる可能性がある疾患と言えます。

 

遺伝の影響もある?

余談ですが、下肢静脈瘤の発症には遺伝も影響しているという考えもあります。
似た生活習慣や体の構造などの関係かもしれませんが、親が下肢静脈瘤を発症したことがある人は比較的発症しやすいと言われています。


いずれにしても放置するとよくありませんので、ご自身の足で違和感を感じるようなところがあれば早期に相談していただけると宜しいかと思います。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2017.08.15更新

今回は、突然多量の汗が出るホットフラッシュについて紹介したいと思います。

更年期をむかえた女性に発症しやすい現象として知られています。
どんな症状が出るのでしょうか?また、原因についてもみていきたいと思います。

 

ホットフラッシュとは?

ホットフラッシュは、外部環境や精神状態に関係なく、体が突然熱くなり多量の汗が体から噴き出る症状をいいます。これは更年期の女性によく起きる現象として知られています。一般的には、ストレスが多い人や月経前症候群が重い人、肥満気味の人などが比較的発症しやすいとされています。

 

どんな症状が出るのか?

ホットフラッシュになるとどんな症状が出るのでしょうか?
主に以下のような現象が起きると言われています。

 

・暑さや寒さなどの外気温や恥ずかしいなどの精神状態などと関係なく、急に滝のように汗が噴き出す
・下半身は冷えているのに上半身だけがほてり、顔、腕、背中などから多量に汗が噴き出す
・大した運動もしていないのに首の後ろや顔から多量に汗が噴き出す
・寝ている時、足先は冷たいのに、背中の上の部分だけが熱くなり、目が覚めた途端に一気に汗が噴き出す


このように、一般的に汗が出る状況ではないのに、突然汗が噴き出る現象です。
主に、上半身からの多量の汗、顔が熱くなる、のぼせたような状態になるという症状がおきます。

 

原因は?

ホットフラッシュの原因は、更年期女性特有のホルモンバランスにあります。
体のバランスを整えている自律神経と女性ホルモンの一種であるエストロゲンとはとても密接な関係があり、この両方のバランスが崩れることが原因になりえます。エストロゲンの分泌は加齢とともに減少するため、バランスが崩れやすくなります。そのため更年期の時期の女性はなりやすいのです。
エストロゲンを増やすようなケアや自律神経を整えるケアを行うことで、ホットフラッシュの予防や症状の緩和ができるといわれています。


ご自身の体の状況で気になることがありましたら当院にお気軽にお問い合わせください。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

2017.08.01更新

今回は手汗と老化・加齢の関係について書いていきたいと思います。
歳をとってから急に汗が出るようになった気がするという方も少なくありません。これはなぜなのでしょうか?加齢とともに体にどんな変化が起きて汗が増減するのか説明したいと思います。

 

一般的には加齢とともに汗は少なくなる

以前もブログで紹介しましたが、汗は汗腺から出ますが、汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺という2種類があります。これについてはこちらを参考にしてください。
汗がでる仕組み!エクリン腺とアポクリン腺とは?


一般的には、人体は加齢とともにこのエクリン腺の機能が低下することで、汗をかきづらい体質になるといわれています。例えばですが、夏になると高齢の方が自宅で熱中症にかかってしまうというニュースを目にすることがありますね。これもエクリン腺の機能低下により体温調節がうまくできなかったり、気温を感じる感覚が鈍感になってしまうなどのことが影響していると考えられます。


では「加齢とともに発汗が増えた」という方がいるのはなぜでしょうか?

 

更年期による汗の増加

加齢によって汗が増える原因の一つに更年期障害が考えられます。
ホルモンのバランスが崩れ、めまいや頭痛、耳鳴り、体温の上昇などの症状が現れるようになります。手汗をかくようになるという症状も更年期障害の症状の一つです。
ホルモンバランスの乱れが自律神経の乱れにも繋がり、汗をかきやすくなってしまうのです。

 

内臓の不調による汗の増加

更年期以外に、内臓の不調によって汗が増えるということも考えられます。
内臓と自律神経は密接な関係にありますので、内臓疾患より自律神経が乱れることで汗が増加します。

具体的な内臓疾患としては、バセドー病(甲状腺機能亢進症)や糖尿病、褐色細胞腫、生殖器障害などがあげられます。

■バセドー病(甲状腺機能亢進症)
甲状腺ホルモンの分泌が過剰になり、代謝の促進もそれに比例するように過剰になります。

■糖尿病
血糖値が高くなることで自律神経が乱れ、発汗のコントロールも乱れます。


■褐色細胞腫
作られるホルモン量が増加し、血圧が上昇することで汗が増加します。


■生殖器障害
ホルモンの減少で自律神経が乱れ汗が増加します。

以上のように、加齢とともに汗が増加することがあります。

ご自身のお体に違和感がある場合は、早期に検査をされることをおすすめいたします。
お気軽にご相談ください。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

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