2017.08.01更新

今回は手汗と老化・加齢の関係について書いていきたいと思います。
歳をとってから急に汗が出るようになった気がするという方も少なくありません。これはなぜなのでしょうか?加齢とともに体にどんな変化が起きて汗が増減するのか説明したいと思います。

 

一般的には加齢とともに汗は少なくなる

以前もブログで紹介しましたが、汗は汗腺から出ますが、汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺という2種類があります。これについてはこちらを参考にしてください。
汗がでる仕組み!エクリン腺とアポクリン腺とは?


一般的には、人体は加齢とともにこのエクリン腺の機能が低下することで、汗をかきづらい体質になるといわれています。例えばですが、夏になると高齢の方が自宅で熱中症にかかってしまうというニュースを目にすることがありますね。これもエクリン腺の機能低下により体温調節がうまくできなかったり、気温を感じる感覚が鈍感になってしまうなどのことが影響していると考えられます。


では「加齢とともに発汗が増えた」という方がいるのはなぜでしょうか?

 

更年期による汗の増加

加齢によって汗が増える原因の一つに更年期障害が考えられます。
ホルモンのバランスが崩れ、めまいや頭痛、耳鳴り、体温の上昇などの症状が現れるようになります。手汗をかくようになるという症状も更年期障害の症状の一つです。
ホルモンバランスの乱れが自律神経の乱れにも繋がり、汗をかきやすくなってしまうのです。

 

内臓の不調による汗の増加

更年期以外に、内臓の不調によって汗が増えるということも考えられます。
内臓と自律神経は密接な関係にありますので、内臓疾患より自律神経が乱れることで汗が増加します。

具体的な内臓疾患としては、バセドー病(甲状腺機能亢進症)や糖尿病、褐色細胞腫、生殖器障害などがあげられます。

■バセドー病(甲状腺機能亢進症)
甲状腺ホルモンの分泌が過剰になり、代謝の促進もそれに比例するように過剰になります。

■糖尿病
血糖値が高くなることで自律神経が乱れ、発汗のコントロールも乱れます。


■褐色細胞腫
作られるホルモン量が増加し、血圧が上昇することで汗が増加します。


■生殖器障害
ホルモンの減少で自律神経が乱れ汗が増加します。

以上のように、加齢とともに汗が増加することがあります。

ご自身のお体に違和感がある場合は、早期に検査をされることをおすすめいたします。
お気軽にご相談ください。

投稿者: おだクリニック日帰り手術外科

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